次男が私との「誰もいないときは家に友達をいれない」という約束を破った。
仕事からの帰り際、次男の同級生ではないかと思われるチャリ集団を見かけた。なぜか道に溜まっている10人ほどの男子たち。通り過ぎながらそっと目もやると次男発見。そりゃいるよね。あれ、今、テスト前の期間じゃなかったですかね。ああそうか、テスト前で部活が休みだから全員集合なんですね。
仕事から帰ってリビングに入ると、付けっぱなしの電気に空けっぱなしの網戸。開けっ放しのカーテン(外から丸見え)、小窓。ベランダに謎に濡れた段ボール。なんだろう、このやりっ放しで急いで出かけた感じ‥。友達が誘いに来て急いで出かけた?いや、
家に、友達入れたな・・・?
インターホンを確認すれば証拠はそこにあった。
チャイムを押すと同時に変顔をする友達。(かわいい)
「おい、言っとくけど録画されてるぞ~(笑) 入れ~」という息子よ、まさに今、家に入れている証拠が残っているよ。気づいてんのか気づいていないのかどちらですか。
次男が私との約束を破ることはちょいちょいある。留守中は家はだめだというのに入れたことは過去にもある。先日は友達とカップラーメンを食べたが、玄関付近にしか入れていないといったのでまあよしとしたけど、それがいけなかったのかもしれない。
嘘をつくことが多い。
事なかれ主義というか、争いを好まない彼は軽く嘘をついてその場をやり過ごせればいいと思っている。
私:勉強した? → 次男: したよ!(してない)
私:解答見たでしょ? → 次男:え?見てないよ! (見て写してる)
私:ちょっと、やだ、このゴミ箱に捨ててあるテスト、他の子の名前が書いてあるじゃん!なんで返してないの!長男の仕業・・? → 次男:え~!まじで!あいつやばいね!(犯人は次男。返すのもバツが悪くて捨てようとしていた)
私:ラインで友達の画像とか勝手に送ったらだめだからね 拡散とか、大変なことになる→ わかってるって!俺やらないからね!(めっちゃ送ってる)
了承のもと、スマホを使いすぎないように制限すれば、黙って私のスマホから設定を変えていたりすることは何度も何度もある。
そのどれも、私は気づく。
母の嗅覚、すごいんだよ。すぐにわかっちゃうんだから。
しらを切ってばれなきゃいいというのか。自分のための嘘をつくことを、私は親として知らんぷりをするわけにはいかない。とても大切なことだと思うからだ。
次男が幸せに生きれる人間になるために。
そのたびに、嘘はやめてほしいと伝えている。約束をして裏切られたような気持ちに相手はなるし、約束を変えたいなら相談なり交渉なり話を先にしてほしい。
自分が楽でいるためについた嘘は、もっと自分を苦しい状況に追い込むよ。
信頼をなくすし、取り繕って後でわかったら、もっと大変なめんどくさい事態になるんだよ。
なによりも、さらっと嘘をつくような人、信用できないじゃないか。本当のことを言っても、信じてもらえなくなる。
AIに聞けば、嘘をつくことは成長だという。たしかに、そうではある。知恵、回避術。
中学生という時期、そういう傾向はあるようだ。
脳の成長のしくみもあるみたいで。
でもね、だからといってスルーするわけにはいかない。
自分のやったことは悪いと素直に受け止められる彼は、きちんと聞く態度をとって向き合うことができる。それでも繰り返すからその都度私は話をする。
わかってるけど、忘れちゃうんだって。そのときは、いいかなと思っちゃうんだって。
反省する態度が見られるから、ケンカにはならない。こちらも冷静でいられるが、しっかりと大事なことを伝えたい。どうしたものかと頭を悩ませながら、互いに話す。
しっかり話をしたあとは、食事中も食後も静かな時間が流れてそのまま彼は寝た。いつもなら楽しく話せる時間がなくなってしまい、私は正直、さみしい。もしかして言い過ぎてしまったか、いや、今回はこれくらい言ってもいいのでは、と振り返って反省をする。
楽しい時間を過ごすためには、軽く注意でさくっと終わればいいのだけど、大切なことを伝えるにはそうもいかない。
私だって、てきとうに流してほおっておいて、子どもと楽しい時間だけ過ごせたらいいよ。でもそうもできないし、そうしたくもない。
そうやって育てている。
